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フリーランスのはじめ方

 昨今、企業業績が悪くなり、早期退職制度を利用したり、または自分から退職をしたり、または退職を迫られたりと、
 本意・不本意を別にしてフリーランスという生き方を選ぶ人が増えてきたと思います。
 私の場合、2008年1月からフリーになり、現在に至ります。


フリーランスのメリット
1、経済環境が悪化した場合、逆に追い風になる。
 これは、クライアントが安く、切りやすい派遣を選ぶのと同様、フリーを選ぶからです。
2、さまざまなチャンスに遭遇し、売り込みのチャンスが増える
 景気後退時期には、企業の担当者も周囲の人々も、人の話をよく聞こうとします。これはフリーランスにとってはチャンスです。
 フリーランスは真っ先に切られるのでは?と恐れる人がいますが逆なのです。
 私は、不景気に突入する前には個人事業やベンチャーを展開し、景気回復時期の少し前に、そのノウハウを持って大企業に入社する、又は大企業にそのノウハウを売却することが、なかなか上手な生き方ではないかと考えております。
 ただ、景気回復時期に大企業に戻るには、フリーで多くの実績を作らなければなりませんが・・・。


個人事業の開始~収入など
・個人事業の開業届
 法人化しない場合には、屋号になります。たとえば、田中商店というのが屋号です(株式会社 田中商店もあるかもしれませんが)。
 屋号の場合、個人名で事業を展開するのと同じで、普通の確定申告となります。
 個人事業の場合、個人で事業を展開するので、届け出るのはこれだけです。

・個人事業の最大メリット
 消費税の2年間免除
 通常、消費税というのはもらった場合には預かり消費税といい、税務署に返納する義務があります。
 しかし個人事業の場合、開業後2年間は収める必要がありません。もし消費税分を請求した場合には、それは売り上げとして計上する必要があります。

・個人事業の資金繰り
 開業5年以内であれば、国民生活金融公庫から低利・無担保・無保証人の融資が受けられます。最大7200万円と高額ですが、審査も厳しいです。 融資に関する内容は、頻繁に変化しますので、こちらをご覧ください。(国民生活金融公庫:東京都の場合

・個人事業をやってて良かったこと
 さまざまな話題が舞い込みます、相談者が企業に相談する場合には、相談側も話す内容をかなり意識して選択しますが、個人だと気軽に話せるためか、かなり突っ込んだ内容を話してくれます。
 何より時間にとらわれず、あらゆるものが自分の裁量で決められるのもメリットです。

・個人事業に向いてる人
 人から言われなくても動ける人、自分を信じれる人。
 普段はダラダラしているけど、やるときには人の数10倍の集中力と根気が出せる人。
 ある程度の未来を推測し、行動できる人。

・個人事業の収入
 どんなに多くても3000万円が限界ではないかと思います。
 それ以上になると、自分の時間がなくなる可能性があります。
 たぶんですが、1200万円前後を行ったりきたりするのが最適です。
 「大金持ちになりたい!」という人は向いていませんので、そういう方は法人化し、上場を目指した方がよいかもしれません。

・個人事業の納税
 たとえば1000万円の収入があり、経費が300万円かかったとします、すると差し引き700万円の利益が出ますが、これが課税対象金額と言われるものです。 税金はこの課税対象金額にかかります。
 2009年時点では、課税対象金額が300万円以下(詳しくは税務署へ)の場合には所得税率10%、そして地方税が一律10%で、合計20%の税金がかかります。
 これ以上、たとえば課税対象金額が330万円以上になると、所得税20%に地方税10%で、合計30%かかります。
 さらに、個人事業税というものがかかり、これが課税対象金額の5%かかります。
 つまり課税対象金額が300万円以下の場合35%=約100万円程度を税金と保険料で納めるわけですから、この分は貯金しておかなくてはなりません。
 結局稼いだ金額の1/3は国と県に納める必要があります。
 もし課税対象金額が330万円を超えるとだいたい45%を収める必要があるのです。

 地方税と保険料は、翌年の6月に前年度の請求が、忘れたころにやってきます。
 お金がない!なんていうことにならないよう、ためておきましょう。



個人事業の仕事の獲得方法
・フリーの壁「3年」
 どんな仕事もそうですが、すべては信用だと思います。
 また、自分しかない得意な技術・能力を獲得し、お客様から指名されるようになれば、フリーとしては難しくないと思います。
 実際始めてみると、仕事を取るのはかなり難しいとわかるはずです。
 最初の1年くらいは、やる気に燃え、前職のつてなどで仕事があるかもしれませんが、最大の難所は2年目、3年目です。
 ほとんどのフリーランスの方は3年以内に会社勤めに戻ります。
 つまり勝負は最初の1年です、ここでどれだけの実績と信用を築けるかが分水嶺です。
 言い換えると、フリーになる前にどれだけ準備したか? が問われます。
 勢いでフリーになっても、そのままうまくいくほど甘くはないと・・・思います。
 また、フリーで失敗する人の多くが、単価を下げてしまうことがあります。
 「フリーなんだから安くしてよ」という発注者がおりますが、それでは当初の計画が総崩れです。
 値切られないような独自技術・能力が、やはり必要になります。  
最終更新日:2012/02/06
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