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WEB標準だとSEO的に有利という迷信

SEO対策を行う上で、タイトルタグや、ディスクリプション、キーワードタグ、文中のALTタグなど、様々な対策を行うことをミクロな視点とすれば、マクロな視点としては、 ページの構築方法というものがあげられるだろう。

2000年あたりから叫ばれだしたW3C準拠での構築、WEB標準での構築方法は、すでに一般化し、現在ではほとんどの制作者がWEB標準での構築を行っているはずである。 しかし、テーブルタグでレイアウトしたり、相変わらず1ピクセルスペーサーGIFなどで間隔をあけたりしているサイトでも、上位に表示されているサイトは無数にある。
そこで改めて私は以下の実験をしてみた。

「条件」
・取得ドメインが同日
・逆リンク一切なし、
・SEO対策は、同程度のキーワード
・サイトの内容やジャンルはほぼ同じ

 上記の条件で、1方をWEB標準で、1方をテーブルタグで構築し、3か月放置してみることに。

 その結果、ヤフーでの想定キーワードは、両サイトともに3ページ目~4ページ目に入り、グーグルのペイジランクも0ポイントで同一であった。
 さらに長い時間を置いてみたら結果がどう変化するのか楽しみだが、おそらくほとんど変わらぬまま進むと思われる。

 私から一つ申し上げたいのは、WEB標準のメリットは、ページ上部からクローラーが読み込む際に、「BODY」タグまでの距離(行数)が少ないため、早く重要なキーワードがクローラーに接触する可能性があるという程度のレベルだと申し上げたい。
 ゆえに、私の作るサイトのほとんどはWEB標準だけれども、最近では、ページの上部のみにCSSで軽くして、ページ下部はテーブルでレイアウトすることも多い。これで全く問題は起きていない。
WEB標準に惑わされないために


WEB標準はなぜ流行ったのか?

 これは私の憶測だが、サイト制作業界は、数年前から仕事の奪い合いが起きている、その中で新しい概念の変化は、既存顧客のリニューアルを促進し、もっとも都合のよい売上UPの秘策となる、そのため、多くの制作者はこの制作方法でさほど効果は見えなものの、WEB標準に作り替えることで、効果が上がりますよ的な売り込みをして需要を喚起しているのだと思われる。
しかしながら、では効果としてどれくらい見込めるのか?と質問すると、どの業者もみな「やらないよりはやった方が良い」程度の回答しか返ってこない。つまりよくわからないのである。
 確かな効果も見えないのに、数十万、数百万の追加コストを発生させて、WEB標準化するならば、WEBサイトの減価償却そのものが長くて3年なので、その予算をアドセンスやオーバーチュアで集客に回し、次回のデザインを含めたリニューアル時に変化を加えた方がよっぽど合理的である。

 またWEB標準での構築は、レイアウトをCSSで定義して、コンテンツとレイアウトを分離するのが目的であるが、この方法だと引き継ぎが非常に厄介なのも気になる、統一された記述方式などでルールを決めたXMLと違い、ブラウザー依存問題や個人の好みの関係で記述方式や利用タグがバラバラなのである。これでは業者を簡単に乗り換えできなくなるリスク、つまり発注者側と受注者側のパワーコントロールが逆転してしまう可能性がある。弱みを握られてしまうというわけだ。
 このような状況にならないためにも、社内に少なくとも1人はCSSのエキスパートが居ないならば、業者から提案された安易なWEB標準は控えるべきだと私は思う次第である。



STEP1:SEO対策とは?タイトルタグに何を入れれば上位表示するのか?
STEP2:サイトマップXMLとは何か?作り方と登録の仕方の全容
STEP3:WEB標準はSEO的に有利という迷信
STEP4:毎回変化する検索エンジンのルールに振り回されないために

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最終更新日:2010/07/30


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